福祉の支援とは。。。
2023年04月12日
先日見学をしたとある事業所について思うところがあり、場所が特定されそうではあるものの、どうしても我慢できなくて書いてしまいました(汗)

近隣市町にあるその事業所は住居としてのサービスであり、利用(入居)となると少人数での集団生活となります。そこを見学をした際に受けた説明で、
現在入居している方で音楽が好きな方がいます。(←分かります)
その方は日中も事業所にいて音楽を聞いたり、演奏することが好きです。(←ん?)
そのため時にはハーモニカやサックスの音が聞こえるかもしれませんが、(←??)
2階で離れた部屋であれば影響は少ないかもしれないと思います。(←そういう問題…)
ということでした。
その事業所がどうということではありませんが、障がいだけでなく福祉の制度とは、障がい、高齢、疾病などによって生活に支障がある方に対して、制度を活用することで可能な限り生活の困り感を解消していくことが目的であると考えています。すべてがそうとは限りませんが、うまくできない部分を補っていくことが制度であると考えると、制度を利用することで通常の生活ではできないことをすることは制度ではないと思います。
その事業所では部屋で楽器の大きな音を出すことを許可していますが、通常一軒家であっても家で楽器を演奏するということは考えにくいことではないかと思います。演奏するのであれば、防音室やカラオケ、公共の建物を借りて練習をするなどの方法が考えられると思います。
さて、福祉の支援とはどこまでをすることなのか。なかなか言葉にすることが難しいことであると感じています。