最近思うところ
2022年11月09日

立冬を迎えて、今年度も折り返しをしました。半期での報告会をおこないましたが、相談件数が減ってきています。
原因として考えられることがなかなか思いつきませんが、最近話をしている中では徐々に制度や事業所が整ってきて、国が考えていた流れに乗ってきているのかもしれないということです。
以前は相談というと、障がい福祉サービスの利用についての相談や、生活の相談、家族の相談、病気や障害に関する相談、など様々な相談を受けていました。しかし、平成24年4月より相談支援の体制が変わり、障がい福祉サービスを利用するために利用するための計画を立てることとなりました。この計画を立てるのは相談員であり、そこから様々な相談を受ける相談支援事業所と計画を立てる相談支援事業所と相談をする場所が増えることとなりました。
それから10年が経過して、ようやく福祉サービスを利用するための相談であれば、行政の窓口で手続きをしながら相談ができ、福祉サービスを利用されている方は計画を立てる相談員が付いて相談が出来るような体勢が整ってきたように思います。そのために、様々な相談を受けることが出来る、当センターのようなところはどうしたらいいのか分からない一番最初の相談や、複雑な事情の方の相談を受けるようなところとなってきたように思います。
その結果、相談件数が減ったのかなと思っています。そのためこれからは、相談を受けることの他に研修を企画したり、まだ繋がりが出来ていなくて、うまく動いていかない分野との連携を作っていく役割になるのかなと思っています。