虐待防止センターとして
磐田市障がい者虐待防止センターの機能も含まれます
障がい者の虐待にかかわる通報や届け出、支援などの相談は、磐田市障害者虐待防止センターまでお寄せください。障がい者の虐待をなくすために、みなさんのご協力をお願いいたします。
絶対にあってはならない障がい者への虐待
虐待は障がい者の尊厳をおびやかし、自立や社会参加をさまたげます。虐待は絶対にあってはならないことですが、虐待と気づかないまま起きているおそれもあります。障がい者の虐待はー
・特定の人や家庭、場所ではなく、どこの家庭でも起こりうる問題です。
・虐待している人に、虐待している認識がない場合があります。
・虐待されている人が虐待だと認識できないで、自分から被害を訴えられない場合があります。
そのため、虐待を防ぐためには、住民一人ひとりがこの問題を認識して、小さな兆候を見逃さずに早期に発見することが大切です。
虐待に気づいたら、すみやかに通報を
障がい者虐待に気づいた人には、市の担当窓口への通報義務があります。地域ぐるみの早めの対応や支援が、虐待されている障がい者だけでなく、虐待している家族などがかかえる問題の解決にもつながります。ご協力をお願いします。
3種類の障がい者虐待
こんなことが虐待になります~障がい者虐待の例
身体的虐待
障がい者の体に傷や痛みを負わせる暴行を加えること。また正当な理由なく身動きがとれない状態にすること。
例:平手打ちにする、殴る、蹴る、つねる、縛りつける、閉じ込める、不要な薬を飲ませる など
性的虐待
障がい者に無理やり(また同意と見せかけ)わいせつなことをしたり、させたりすること。
例:性交、性器への接触、裸にする、キスをする、わいせつな話をする、映像を見せる など
心理的虐待
障がい者を侮辱したり拒絶したりするような言葉や態度で、精神的な苦痛を与えること。
例:怒鳴る、ののしる、悪口を言う、仲間に入れない、子どもあつかいする、わざと無視する など
放棄・放任(ネグレクト)
食事や入浴、洗濯、排せつなどの世話や介助をほとんどせず、障がい者の心身を衰弱させること。
例:十分な食事を与えない、不潔な住環境で生活させる、必要な医療や福祉サービスを受けさせない など
経済的虐待
本人の同意なしに障がい者の財産や年金、賃金などを使うこと。また障がい者に理由なく金銭を与えないこと。
例:年金や賃金を渡さない、勝手に財産や預貯金を使う、日常生活に必要な金銭を与えない など