日々の相談でよく聞かれることにお答えします

1 障害者手帳について

2 医療に関すること

3 仕事について

4 障害年金について


1 障害者手帳について

Q 障害者手帳を取得するにはどうしたらいいですか?

A 
身体障害者手帳および精神障害者保健福祉手帳については、現在かかっている医師と相談してください。手帳の申請をしていくには、診断書が必要となってきます。そのため現在かかっている医師と相談をしてみてください。

療育手帳の場合は児童相談所での検査が必要となるため、まずは市役所の窓口にて申請手続きをおこなってください。その後、日程を調整して検査をしていくこととなります。事前に検査を行う必要は必ずしもありません。


Q 家族に障害者手帳を取らせたいと思いますが、どうしたらいいですか?

A
障害者手帳を持つということについては、本人の思いや考えが必要となるので、家族で相談をしてもらうことが大切になります。
障害者手帳を持つということは、その時点で社会において「障がい者」であると認められることとなります。それは手帳を持つ本人にとっては大きな出来事となります。そのため、しっかりと本人の思いを受け止めたうえで、話し合ってから決めるようにするのが良いと思います。


Q 自分は手帳を取れますか?

A
上の質問にあるように手帳が発行されるかどうかは、医師の診断書であったり、検査の結果によるので、一概に取れるとは限りません。申請をしてみないと、取得が出来るのか却下なのかは判断できません。


Q 障害者手帳をもつことでのメリットとデメリットを教えてください。

A
メリットについては、
・各種障がい福祉サービスを受けることができるようになること
・税金が免除や減額されるようになること
・公共交通機関を安く利用することができます
・一部の公共施設等では無料や減額で利用が出来るようになります
手帳の等級によっても変わったり、その他にも細かなメリットがあるので、福祉課(0538-37-4919)にお問い合わせいただくか、「障がい者のしおり」をご確認ください。

デメリットについては、上の質問にあるように「障がい者」であると認められることとなるので、手帳を持つ本人の気持ちのうえで、烙印(らくいん)を押されたと感じることがあります。


Q 手帳は一度持ったらずっと持っていないといけないのでしょうか?

A
手帳の種類によって更新が必要なことがあります。その場合は更新をしなければ手帳は破棄したかたちとなります。また、不要と判断した時には市役所窓口にて返却ができます。


2 医療に関すること

Q 精神科はどこにかかったらいいですか?

A
精神科にかかわらず医師と患者では、人と人との関係である以上相性があると考えます。そのためどこに行けば間違いないというところは紹介できません。ただし、通院が長期化しやすいため、できるだけ自宅から近いところの方が、通院をしていく時の負担が少しでも軽くなると思います。


Q 自分または周囲の人が発達障がいかもしれない。

A
発達障がいかどうかは医師の診断によります。心配であれば精神科を受診していただき、心理士による検査の後に障がいであるかどうか判断をされます。

テレビやインターネット等で見られるような、発達障がいの特徴というのは障がいのない人にも当てはまることがよくあります。そのため、当てはまったからといって障がいであるとは限りません。

発達障がいについては、そのような傾向にあるといった程度から、特徴としてある程度、生活に影響が出てくる程度と、様々な度合いがあります。そのため、安易に自己判断するよりも、生活に影響が出るようであれば受診をお勧めします。


Q 家族が受診に行かなくなってしまったのですが、なんとかしてほしい。

A
精神的な症状が出ていたとしても、本人には意思があるため、無理やり連れて行くということはできません。あまりにも行動が激しくなれば警察通報という方法もあると思いますが、料金がかかりますが専門の業者に依頼するという方法もあります。

家族や支援者が無理やり連れて行くと、入院後安定してきたときに、過去に無理やり連れて行かれたと関係が築けなくなったり、悪化してしまう恐れがあります。


3 仕事について

Q 仕事をしたいのですが?

A
障がいのある方の就労についてはいくつかあります。
・一般就労(通常での雇用、パートアルバイト含む)
・障がい者枠での就労(障害者手帳を持っていることが条件)
・福祉就労(障がい福祉サービスでの就労)

一般就労および障害者枠での就労に関してはハローワークにて相談をしていただくこととなります。福祉就労は障がい福祉サービスとなるので、市役所にて手続きが必要となります。
どれを選択したらいいのか分からないというときは、お問い合わせください。


Q 職場でうまくいかないことがありますが、どうしたらいいですか?

A
障がい者枠での就労であれば、静岡中東遠就業・生活支援センター ラックという事業所があります。そこでは職場に入って話や調整をしてもらうことができます。ハローワークでも相談は可能です。
仕事と生活については、ラックにて相談に乗ってもらえますが、当センターでも相談を受けることは可能です。


Q 障がいをオープンにしていくことに不安があり、クローズでも働けますか?

A
障害者手帳を持っていたとしても、必ずしも持っていることを言わなくてはいけないという決まりはありません。
ただし、手帳を持っていることをオープンにすることで、体調が悪い時に理解を得やすくなったり、休暇を取りやすくなるといった利点もあります。


4 障害年金について

Q 障害年金とはどのようなものですか?

A
障害年金は障がいがあるために働くことができず、生活費が不足しているときに受けることができる年金制度となります。老齢年金と一緒で偶数月の15日に支給されるものとなります。

詳しくは日本年金機構ホームページにてご確認ください。


Q 障害年金を申請したいのですが、どうしたらいいですか?

A
障害年金が受給できるかどうかは条件があります。磐田市の方であれば浜松東年金事務所(053-421-0192)が管轄となるので、お問い合わせください。


Q 障害年金の申請を手伝ってほしい。

A
もちろんお手伝い出来ます。障がい年金の申請書類は数が多く、書くことも多いため一緒に書類の作成をしていくことができます。


Q 障害年金を受けていますが、年金を納めた方が良いですか?

A
年金をもらいながら納めるということは矛盾しているようですが、納めておくことによって65歳以降にもらえる老齢年金の金額が変わってきます。


Q 障害年金を受けていますが、65歳になるとどうなるのですか?

A
障害年金だけではありませんが、65歳よりも前に受けていると、老齢年金の受給が出来るようになると選択をしていくこととなります。基本的には金額の大きい方を選択していくようになります。


磐田市障がい者相談支援センター 静岡県磐田市国府台57番地7 磐田市総合健康福祉会館(iプラザ)3階 TEL&FAX:0538-84-6661
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